メガネの検眼処方、コンタクトレンズの処方、装用指導は、 眼科医が行うように法律で定められています。
診察内容につきまして
当院では診察を受け、装用可能と判断した場合のみ、コンタクトレンズのお渡しになっています。当院でのコンタクトレンズ検査内容は前眼部検査 (角膜・結膜の検査)または、前眼部検査及び視力検査を主に施行しています。
コンタクトレンズ希望の方で円錐角膜、不正乱視、緑内障、高眼圧症や網膜硝子体 疾患などの患者さん及び、眼科的手術後の 患者さんなどはこの限りではありません。
当院では一般眼科ももちろん行っています。眼圧や眼底検査希望の方 は診察時にご相談下さい。初めてコンタクトレンズ装用する方は 混雑状況により、装用練習を後日にさせていただく場合があります。ご了承下さい。
オルソケラトロジー治療
Orthokeratology=【角膜矯正により視力補正する治療法】という意味のオルソケラトロジーレンズは、角膜の中央部を平坦化させることによって近視を矯正するコンタクトレンズです。
「角膜矯正用コンタクトレンズ」に分類され、一般的なコンタクトレンズの「視力補正用コンタクトレンズ」とは分類が違います。
オルソケラトロジーは、角膜の形状を変えることから治療の一環として眼科で取扱われており、レンズ使用費用と診療代をあわせて自由診療扱いとなっています。
オルソケラトロジー治療は「オルソケラトロジーレンズ」というコンタクトレンズを寝る前に装用して、寝ている間に眼の角膜を矯正する治療方法です。
日中はレンズをつけなくてもよいので、快適な生活が送れます。
※効果には個人差があります。
■治療の費用(自由診療)
1.適応検査 | 5,500円(消費税込み) |
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2.お試し装用【1ヶ月】 | 55,000円(消費税込み) |
3.治療の継続 | 88,000円(消費税込み)【初年度】 |
初年度 合計金額 | 1+2+3= 148,500円(消費税込み) |
【返金保証について】
・お試し開始から1か月以内のお試し中止の場合は33,000円(消費税込み)の返金を致します。
・お試し中止する場合は専用レンズを返却が必要です。
■その他の費用
レンズの買い替え・紛失 ※1 ※2 ※3 | 33,000円 (消費税込み)/ 1枚 |
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2年目以降の定期検査代 | 3,300円 (消費税込み)/ 1回 |
※1 最長でも2年毎の買い替えをお勧めします。
※2 1年以内の破損は1回に限り無料保証です。
※3 但し破損レンズ1/2以上の返却が必要です。
さらに詳細はこちらのメニコン公式サイトへどうぞ。
低濃度アトロピン点眼治療(近視の進行を抑える目薬(リジュセアミニ点眼液0.025%))
・この薬は眼球の前後の長さが伸びるのを抑えることで、近視の進行を抑制することが期待できます。1回1滴、1日1回就寝前に点眼します。毎日続けて点眼することで、近視の進行を抑制することが期待できます。
・この薬は等価球面度数が-0.5Dもしくはそれを超える近視患者眼球が対象となります。
・国内治験の対象患者は5~15歳で調節麻痺下における両眼の他覚的等価球面度数が-1.0Dから-6.0Dの進行性の近視患者となっています(近視の進行が安定する10代後半まで治療を続ける事が望ましいと言われています)。
・日本で初めて承認を取得した近視進行抑制点眼剤です。
・通常は1回1滴、1日1回就寝前に点眼します(継続して点眼する事で効果が期待できます)。
・国内治験の対象患者は5~15歳で調節麻痺下における両眼の他覚的等価球面度数および眼軸長を使用とした試験において近視進行抑制効果が認められています。
・36ヶ月(3年)に渡る長期な進行抑制効果が認められています。
・詳しい説明は参天製薬株式会社ホームページを参照にしてください。
■低濃度アトロピン点眼治療の費用
初回 診察・検査費用+点眼薬費用(30日分) |
6,000円(消費税込み) |
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2回目(初回から約1ヶ月後) 診察・検査費用+点眼薬費用(90日分) |
14,100円(消費税込み) |
3回目(初回から4ヶ月後) 診察・検査費用+点眼薬費用(90日分) |
14,100円((消費税込み) |
※ お薬を処方するためには検査を受けていただく必要があります。
※ 一度のお会計で処方できるのは3箱(90日分)までです。それ以上ご希望の方はご相談ください。
コンタクトレンズ眼障害治療
・アレルギー性結膜炎(巨大乳頭状結膜炎など)
・点状表層角膜症(コンタクトレンズによるドライアイなど)
・角膜上皮びらん
・角膜感染症
◆コンタクトレンズ眼障害とは?
こちらをご参考になさってください。
日本眼科学会のページ
定期検査の重要性について
当院ではコンタクトレンズ受け取りの度に目の健康管理のため定期検査を行っています。
コンタクトレンズは直接目に装着する医療器具ですので、医師の診察は最低限必要です。 特にソフトコンタクトレンズでは無症状で角膜炎や結膜炎を起こす事も多いため、コンタクトレンズガイドラインでも定期検査の重要性が指摘されています。